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元ネタ「死んだ妻が悪霊となる話」より、独りよがりの成れの果て

時事・その他
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死んだ妻が悪霊となる話は2週間くらい考えに考え、配役をやっと決めこうしよう!っと書き出したはずなのに書いたらなんか違う方向になってた…( ´∀` )。

某:男

妻:妻

陰陽師:同僚

 

元ネタは「今昔物語」、勝手に解釈!今で考えて見たらこうなりました。

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死んだ妻が悪霊となる話より

独りよがりの成れの果て

男は妻にイライラしていた、この頃では家に帰るのもおっくうだった。
俺にはもっと若くて綺麗で控えめで男を立てられる女が合うはずだ、なんであんなガミガミと小うるさい女なんかと結婚してしまったんだ。

「脱いだら洗濯機に入れろ。」
「朝は起こされなくても起きろ。」
「生活が苦しい。」
「共働きなんだから家事は分担するべき。」

くだらない、全部お前がやればいいだけだろ!男は心の中で叫んだ、ここは会社なので声に出すわけにはいかない。

家事なんて女の仕事だろ、母さんは全部やってたぞ。
朝起こすのだって母さんがやってた、普通だろ。
生活が苦しいのはお前がもっと稼げばいいだけだろ、母さんはそんなこと1回も言ったこと無い。

頭の中をグルグルと自分の育った環境と今とを比べてしまう。

(あんな女だとは思わなかった、ちっとも自分の思うとおりにならない)

男は自分の事は棚上げで妻への文句しか出なかった、今までそうだったからこれからも同じなはず、面倒を見るのが母親から妻になっただけ、なぜそれがわからない?頭の悪い女だ。

すべて妻が悪い、男はそれしか考えられなかった、頭の中が煮詰まり凡ミスが増えてきた所で一服しようと喫煙ルームへ向かった、中へ入ってみるとたまに飲みに行く同僚がいた。

男はこの同僚にはそこそこ気持ちを話していたのでつい愚痴り始めてしまった、同僚も同情してくれ、

「お前は悪くないよ、理解の無い奥さんがちょっとな…。」

で締めくくるので男は気分がよくなるのだ。

今日もある程度愚痴った所で同僚がいつもの台詞で締めくくってくれた、ついでに。

「お前ほどの男だったらもっといい女をつかまえられたんじゃね?」

のおまけつきだった。

そうだ、自分程の男がなぜあんな男一人の面倒も見れないような女の元へ帰らねばならない?俺が稼いだ給料で飯を食っているくせに、どうせあんなあんな女ごときが稼ぐ給料なんてたかが知れている、俺が居なければあの女は生活もしていけないだろう。

そう思うと男は自尊心を回復させた。

同僚は訝し気な目になり。

「おい、余計な事考えてないよな?それでも奥さんには誠実でないとだめだぞ?自分の立場が悪くなるぞ?」

同僚はいつものことと考えいつも通りに適当に慰めていたが男のギラギラした目に少し引いてしまった、自分の余計な言葉でこの男がしてはならないことをしたら自分にも被害が来るのではないか?

実はこの喫煙所は監視カメラがある、以前にここがたまり場になり、さぼる人間が多かった、その為上層部があわてて付けたものだ、一応男には忠告した証拠が残ったはず、これからこの男との接触は控えるべきかとぼんやりとタバコをふかした。

男は家にあまり帰らなくなった、初めの頃はネカフェや漫画喫茶などで時間を潰したが、飲み屋で知り合った女の子と仲良くなり転がり込んだのだ、男は女の子の為にお金を使う為家には生活費を入れなくなった、ポツポツとスマホに妻から連絡があったが読みもせず電話にも出ず、気にしなかった。

「今更、俺の金に頼ろう何て虫が良いんだよ、暫く苦しめばいいんだ、頭下げて俺に逆らわないって言うならまぁ帰ってやらないこともないけどな!」

男は天狗になっていた、うるさいことを言う妻に制裁を与えてる気になっており、妻より若い女の家で面倒見てもらっているからか、自分が一番偉いとでも言うかのようだ。

いつも通り喫煙室で同僚ににこやかに話す男だったが内容がまったくいただけない、同僚は疲れてうっかり来てしまった喫煙室で男と会ってしまい余計うんざりした、モラハラ自慢なんて聞いてて気分の良いものではない。

「おまえさぁ、それって経済DVってやつじゃないのか?今に訴えられるぞ?」

聞きたくなくて男を否定する言葉を出した、案の定男が反応し、

「あ?理解の無い妻だとお前も言ってただろ?あんなババァどうなったって知ったこっちゃないだろ、お前には関係無いんだから。」

あれだけ人に愚痴を聞かせておいて、と言いたくなったが男の関係者だと思われるのが嫌だったので飲み込んだ、確かに自分も男のことなど知ったこっちゃない、である。

「知らないよ?お前がやっていることはモラハラにしか聞こえない、そして不貞までしてる、今すぐにでも奥さんに謝った方がいいぞ。」

真っ当な意見をぶつけてみればやはり男は怒り、

「俺にさからうあいつが悪いんだろ!もうお前になんか話さねぇよ。」

と半分も吸ってない煙草をもみ消し出て行った、同僚は、うるさくて適当に相槌うってたのが徒になったなと反省した、少しもあの男のことを心配していたわけでがなかったのだが、中身の無い同情するような言葉は、もう控えようと自省しながら煙草を消した。

男は胸の中がムカムカしていた、今まで肯定してくれてた人が一気に反対してきた、俺の事理解しているはずの人間がまったくわかっていなかった、悪いのは俺じゃない、俺の世話がまったく出来ない妻がわるんじゃないのか?そうに決まっている、俺は悪くない。

男はイラつきからミスを連発しこの数日間お客からのクレームが続いた、とうとう上司から呼び出しをされ注意もされた、集中力が足りない、自分の仕事を見返しながら用心するように、集中できないならその原因を解決するように。

「は!!偉そうに!、文句だけ言って金が貰える奴はお気楽でいいよな。」

転がり込んだ女の家でイライラと酒を飲みながら愚痴をもらした、女もうんうんと頷いている、ほらやっぱり俺は悪くないじゃないか、男は女にどんどん話しかけた、女はどんどん男を肯定する言葉を返してきた、男はだんだんと気持ちが大きくなりこう叫んだ。

「よし、問題を解決してくる、明日を楽しみにしててくれよ!」

酔っぱらったまま男は飛び出して行った、何をどうするのか知らないが女は鞄を持ってひっそりと部屋を出た、もう部屋の荷物はほとんど実家に戻しており家具だけが置いてある状態だったのだが、男は自分では何もしないので気が付いていなかったのだ、女は男のまったく自分の事をしない幼稚な部分、いつも肯定されていないと不安定な部分、大した金額でもないのにはした金で偉そうにする部分にうんざりしていた。

「ばいば~い、二度と会わないだろうけどしっかりやられてこいよ~。」

どこかへスマホで連絡すると女は駅へと向かって歩いて行った。

男はタクシーに乗り自分の家へと向かった、どうしようもない妻へこのイライラをぶつける為である。

タクシーから降り、家の玄関を開けた、カギがかかっていなかったのだが男はまったく気にしていなかった。

部屋へと乗り込みリビングのソファーに座っている妻へと叫びだした。

「この半年、金がなくて困っただろう!俺にうるさい事を言った罰だからな!反省したか?二度と俺に逆らわないと誓えば許しを考えない事もないぞ?」

男はこの半年で妻が生活に困窮し弱っていると勝手に思っていた、綺麗なまま保たれている部屋に何の疑問も持たなかったようだ。

「何も困ってはいません、あなたが居なくなって一人分の家事をすればよかったのでとても楽でした。」

妻はまっすぐ男の目を見て言い返した、思ってもいなかった返しに男は頭に血が上った、全部妻がいたらないせいで家を出たのに、妻がいたらないせいで会社で上司に注意されたのに、すべてお前が俺の面倒をきちんと見なかったせいなのに!

「お前が全部悪いんだろうが!」

男は妻に飛びかかった、妻は逃げようと後ろを向いてしまった為、男は妻の髪を掴み後ろに引き、妻の首をもう片方の腕で締め付けた。

「お前が俺の世話を母さんのようにしないのが悪いんだろうが!母さんの半分もやらないくせに何を偉そうにしてるんだ、俺の金で生活してたくせに!お前は黙ってうなずいてればいいんだよ!」

一息に吐き出した瞬間男の腕が掴まれた、

「そこまでね、はいはい、22:35、暴行の現行犯で確保。」

自分の腕をたやすく妻から外され手首にテレビで見たことある銀色の物がかかっていた、男はパニックになり酔いも手伝い理解できないまま暴れた。

「ああ?なんだよこれは!お前誰だよ!勝手に家に入ってくるんじゃねーよ!」

男は肘を声を掛けてきた人間の顔にぶつけ、距離を取ろうとした、

「公務執行妨害も追加ね。」

グルリと視界が回ったと思ったら男はうつぶせになり抑えられていた、もう一人いたようで、そのもう一人が自分を抑え込んでいた。

見たことがある帽子に見たことがある服、警察だ、そう思ったときには手遅れだった。

なんでだ?妻は警察へ連絡したそぶりはなかったぞ?、どうして俺は床に抑えてつけられてるんだ?

酔った頭で考えるがまとまらない。

「奥さん、危なかったですね、待機してなかったらどうなってたか…、今日はお疲れでしょうから明日又事情聴取の為、署へお願いします。」

名前と来てもらう部署を簡潔に告げ警察官は男を立たせた。

「おい、俺を助けろ!何やってるんだ、俺をどうするつもりだ!」

まだ男は叫んだ、自分は優位であると信じて疑わないようである、

妻はニッコリと男に微笑んだ、男は助かるんだと少しほっとした。

「ママの所へお帰りなさい。」

そう言った妻は後ろを向き何を怒鳴ってももう振り向かなかった。

その後、男は連行され暴行罪、恐喝罪、公務執行妨害で起訴された、会社からもクビを言い渡され、誰かが自分を助けるためによこしたのかと思った弁護士は妻からで、慰謝料と離婚の請求をされた。

もう男の脳みそはパンクしており無いも言えない状態にまでなってしまった、周りが言うことにただ従い、いつの間にか罪を認めていつの間にか外に出されていた、誰かが保釈金を出してくれたらしい、きっと母親だろう、あの人は完璧に俺の面倒を見れる人だから。

その後その母親によってお金を出してくれた親戚の農家へと男は送られ、保釈金、建て替えた慰謝料のお金を返すまで働くこととなった、母親へ連絡をとるも、

「情けない。」
「そんな子に育てた覚えはない。」
「元奥さんに土下座して真摯に謝れ。」

泣いて怒られた、そして二度と電話がつながることは無かった、ここにきてやっと男は、

「もしかして、俺は何か間違っていたのだろうか?」

そう思う事が出来るようになったがもう後の祭りだった。



その後①
妻「ご連絡ありがとう御座いました、おかげで助かりました。」
女「いえいえ、それであの…、お約束の通りに…。」
妻「はい、協力していただいたので慰謝料は半額とします、証拠もいただいたので約束は守ります。」
女「ありがとう御座います、もう二度としませんので…、それでは。」

その後②
同僚「まさか捕まるようなするとは…。」
人事部「同僚君、友達捕まっちゃったね、止めてたようだけどダメだったね。」
同僚「はい…(うわ、やっぱ喫煙室のカメラ、チェックされたんだ、危なかった!)。」
人事部「でも適当に相槌うつのも程々にね、相手見なきゃね!。」
同僚「(バレてる…)」

その後③
母親「申し訳ありませんでした、つい息子の世話を焼きすぎたようであんな何も出来い子だったとは…、外に出れば勝手に覚えるだろうと、甘かったです。」
元妻「教育、躾、は大事だなと思わされました。」
母親「本当に申し訳なく…、あの子も二度とあなたに近寄らせませんので。」
元妻「申し訳ないと思うのならもう二度と連絡してこないで下さい。」

 

感想

最初に読んで、悪霊退治かぁ、これってリアルにすると何になるんだろう?と考えましたがオカルトにしたくなかったので全く何も浮かばない、一晩中女性の背中にまたがり髪を引っ張っても許されるのって…SM?くらいしか出てこずこのネタが封印かな~と思ったのですが、ちょっと待て?年ごろ通っていた?年ごろってことは長年だよね?うん?妻を捨てた?うん?あれ、それって男が圧倒的に悪く見えるよね?なんで男を良く書こうとしてたんだ?と思ったら今回の内容が浮かびました。

昔は通い婚で、男が妻の家に通い、妻はただじっと来るのを待つだけでした、自分から会いに行くことも出来ないのに勝手にこなくなるとか、なんて不誠実は男だろう!それを助けた陰陽師も腐ってる!祟られていいぞこの男!!とまぁ一通りムカついて最初は自己中な男に同僚が悪知恵を与えて男は捕まり同僚は会社でヒソヒソしてるのを誰かに聞かれて破滅するって話になるはずだったんです、何せ最初につけた題名が「会社でヒソヒソはリスキーです」だったのですから、そして妻ももっとドロドロと男を憎むはずだったのですが、書き出したら同僚は「俺そんなに悪い人間じゃないよ!」と保身に走り、妻はドライに男を切り捨てました、おかしいな、私が書いてるはずなのに!二人に主導権を握られた感じがして面白かったです、キャラが勝手に動くのってたまにありますよね、そういう時はキャラにお任せします、逆らってもいいこと無いからwwww。

世俗も残すところ11話、そのうちかけるのは何話だろう?全部は脳内変換出来ないので出来る物だけ書いてると意外と少ないんですよね、私のお脳の限界何ですよーーー(;´・ω・)。

と最近は何年か前に発売されたFF15をやりながら(今頃?今頃です!)、ノクティスとルーナの二人に涙してます、まじかこの最後…、もうすぐ16が出ますがどんな話なんだろう?気になります。

りっくう
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最後までお読みいただきありがとう御座いました。

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りっくう
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