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元ネタ「東国の武士が一騎打ちをする話」より、勝つ為にがんばると言いう事は。

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今回の配役は最後の感想で書きます、わかりやすいネタだとは思いますが、一応ってことで(;^_^A。

状況による争いって受け入れられる人と、受け入れらない人と、平等なんてそこにはないなーっと思います。

元ネタは「今昔物語」、勝手に解釈!今で考えて見たらこうなりました。

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東国の武士が一騎打ちをする話より

勝つ為にがんばると言いう事は。

彼等は心中穏やかではいられなかった、謂れの無い中傷、実力も知らず意味もなく見くびってくくる視線、その口からは、

「負けることはないな~、あんなにひょろひょろの人たちに。」

服の下を見たことがあるのかと言いたい、何も知らず、何も調べずマウントだけを取ってくる浅はかさ、愚かである。

彼等は動揺を悟られぬよう、鼻で笑って静かにその場を後にした、今は情報を共有し対策を立て、チームワークを図る方が先である。

「大将!俺たちは絶対勝てる、そうだろう?あんなやつらに大将が負けるわけがない、見くびりやがって!!」

「そうだそうだ、俺たちの大将の日頃の努力も知らずに!俺たちの鍛え上げられた戦術と体術を思い知るがいい!」

彼等は口々に大将と呼ばれる者に我慢してきた気持ちを訴えた。

みっともなく騒ぐ姿を見られたくなかった、そんなことをしたら自分だけではなく全員が侮られてしまう、本当は涙が出そうな程悔しかった、その気持ちを知ってか大将と呼ばれた物がゆるりと立ち上がる。

「勝つのは俺たちだ、それだけの実力をつけてきた、合戦では一騎打ちを仕掛ける、お前たちの助力を頼みにしてるぞ!」

穏やかな表情ながら力強い声だった、その声は安心を与え、彼らに自信と闘志を取り戻させた。

この後も他生の小競り合いはあるものの、大きなぶつかり合いは運が良かったのか見受けられなかった、合戦まで怪我や立場を悪くするなど言語道断である、と両陣営の大将の方針だった。

 

とうとう合戦の日が来た、どの陣営も朝から気合が入りまくっている、一部死にそうな顔をするもの、嫌悪感で一杯の者もいるが、多数の者は「わが陣営に勝利を!」と旗を振り真剣勝負に応援を送る。

その時間がとうとう来た、どちらの大将もおもむろに立ち上がり支度を始める。

「勝つのは俺たちだ!力の出し惜しみはするな!」

「今日こそは勝者は誰なのかわかる時!」

鬨の声が上がる、大きな破裂音の瞬間に両大将が特攻をした、どちらの作戦も同じだったようである。

「勝つのは5-1組だぁぁ、ハチマキをよこせーー!」

『ちがーーう!勝つのは俺たち5-2組なんだってば!廻り込め~~!』

どちらも力の限りがんばった結果、勝利を掴んだのは1組だった。

危ないからと中止になっていた騎馬戦、男の子達は昔のDVDを見てやる気に満ち、毎日の様に作戦を練り、毎日ランニングや腹筋、バランス感覚の為に道路の白い帯の部分だけを歩いてみたりと、思いつくこと全てをやり、力を付けた。

気持ちは「覇王」だった。

「勝った!とったぞおぉぉぉぉぉおおおぉぉぉ!」

1組の大将は騎馬の上はしゃぎすぎてバランスを崩し落ちてしまい盛大に擦りむいた、しかし彼の顔はしっかり笑顔だった。

2組の大将はあと一息でリーチの微妙な差で取られてしまった、本気の悔し涙を流すが、クラスメイトの励ましで立ち直ることができた。

今年の運動会はかなり盛り上がった、成功と言ってよかっただろう、騎馬戦を復活させた甲斐はあった。

だが、運動会前の緊張感と当日の怪我の有無、先生たちはヘトヘトになっており閉会式では「はよ終われ!校長話し長い!」と心の中で叫んでしたらしい。

その後①
先生1「つっかれたーーー、運動会直前なんて、廊下で他のクラスとすれ違うだけで何かしら小競り合い始めるんだもんな。」
先生2「いつもしれっとしてる子達まで熱くなって意外な面も見たな~、けど疲れた、毎日毎日何を参考にしてるのかわからないけど武将ごっこで、間違いまくってる言葉使いを注意したくて…、1回注意したら気分が壊れるってみんなに怒られちゃうし(笑)」
先生1「一致団結には良かったけど…、来年は中止にならないかな(ぼそっ)。」
先生2「……(そっと頷く)。」

その後②
1組大将「今年は俺たちが勝ったけど、来年は分からないからな!又がんばろうぜ!」
2組大将「来年は俺たちが勝つ!だが今年は俺達の弱点克服のための勉強だと割り切るぜ!」
3組大将「あの……。」
1組2組大将「誰?」
1組と2組の大将は6年生で同じクラスになるのは今はまだ知らない。

その後③
母親A「今年はうちの子、朝もしゃっきり自分で起きるようになって、ランニングまでするようになったのよー、起こす手間が省けるようになった。」
母親B「うちも帰って来てキリキリ宿題して、筋トレ!とか言い出したのよ、おかげで寝るの早くなって助かるったら!」
父親C「いやー、うちの子があんなに生き生きしてるの初めて見た、最近は寝顔しか見てなかったからなぁ、来年も是非見に来たいもんだ、すっかり妻と息子も最近はいきり立つことも減ってありがたい。」

子供たちは来年も勝つぞ!来年ことは勝つぞ!と規則正しい生活をし、自分を鍛える事に集中した、それは運動にも勉強にも集中力として生かされクラス担任もウハウハだった。
だが翌年の騎馬戦は中止となった、低学年の親より苦情が入った為である、うちの子が怪我したらどうするんだ、うちの子が馬になって誰かに踏まれるなんて許せない!と相当数の電話が来たのが今年の運動会の結果となった。

騎馬戦が中止となることを知った子供たちはどう思ったのだろうか?

感想

源の宛:1組大将

平の良文:2組大将

本文は本物の武器を使いぶつかり合います、それでもお試しの闘いみたいな空気感で、最後は笑顔で別れるんですよね、何と言うか…、命をベットして遊んでいるような感覚に思えました、それが当たり前の時代だったってことですよね。

今は騎馬戦ってやってるとこあるんでしょうかね?大きなけがが起きたり、ジェンダー問題などで中止にしてるとこが多いようですが、懐かしいとは思いますがもし自分の子供が?と思うとやってもいいような、反対なような、微妙な気持ちですね。
調べたらやっているとこありました、なんとなくほっとする気持ちになったのは、きっと自分が昔やっていたことが続いてて嬉しくなったからだと思います、危ないから、と運動会の内容は変わり、公園から遊具は減り、けがをした子供や子供の親御さんの気持ち的にはすべてが自分たち家族を攻撃する物に見えるのでしょうが、安全に遊んでいた子供の気持ちはどこへいっちゃんたんだろう?とも思います、声が大きい者が勝つってのは、社会で働いていると良くあることです。

映画やテレビ、図書館に置く本、すべて暴力的なものは排除され、おとぎ話は無害な話に代わっていきました、殴ったらどうなるのか?切り付けたらどうなるのか?なぜ悪口、陰口を言ってはいけないのか?やって痛い目にあうまで知ることが出来ない世の中は怖いのでは?とテレビを見ながら思います、各ご家庭できっちり教えれればいいですが働いている親御さんがそこまで手が回るかどうか・・・、学校に期待するのもちょこっと違うなって、教えれば「なんて危ない事を教えるんだ」と苦情が来て、教えなければ「なんで危ない事を教えなかったんだ」と苦情がくる、私から見た偏見ですがそう見えます、そんなyesとnoが親御さんたちの意見でくるくるルールが変わる場所で「ちゃんと教えて貰う。」ってのは至難の業だと考えます。

今、子供に善悪、良し悪し、モラルを教えているのは誰なんでしょね?

ふっと…、ここまで書いていて思ったのが「騎馬戦って何?」って人が多かったりして(-_-;)でした、読んだ人が誰も知らなかったらそれはそれで寂しい~~~。

騎馬戦 Wikipedia

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